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スワッグとは?

スワッグ

最近、おしゃれなレストランやお店の玄関などに、花束がぶらさがっているのを見かけます。

それが「スワッグ」って言われています。。

スワッグとは、花や枝、葉っぱなどを束ねたボタニカルアレンジメント

のことで、ドイツ語で壁飾りを指すスワッグ(swag)と呼ばれるようになりました。

ヨーロッパでは、暖炉の横に飾ったり窓辺に飾り、お部屋の空気清浄にしたり、玄関に飾って来客へのおもてなしにしたり、魔除けや、幸運アイテムなどとして親しまれてきました。

スワッグの種類

スワッグにはいろいろな形があり

  • ガーランド(縦長や横型)
  • リース
  • 馬蹄形
  • 花束形

など、それぞれの形に意味などがあり、飾る人の思いをこめて作ります。

ガーラント

スワッグの形としては、歴史が一番古く死者の復活を祈って古代エジプトのミイラを埋葬するときにお棺にかけたり、いけにえの動物に巻き付けたりしていました。

 ハワイの「レイ」もガーランドの一種といわれています。

リース

これは最近では、クリスマス時期などによく見かける円形のものですね。

リースは短い、ガーランドを円形にしたものを言います。

リースを玄関に飾るのは、無事に帰って来るようにと、家族の無事を願う思いが込められています。

最近は三日月形のリースも、たくさん出ています。

馬蹄形

馬蹄とは、お馬さんの蹄(ひづめ)を保護する金具です。

蹄を保護することから、ヨーロッパではお守りとされています。

また、Uの字になっていることから、幸運をため込むとか、この逆にして飾ったりして

幸運を降り注ぐ意味で、ラッキーアイテムとして親しまれています。

花束形

束ねた花を吊るすタイプのスワッグです。

自由にアレンジメントがができ、逆さまに吊るすことにによって、花の頭が垂れるのをふせぎ

ます。大きいサイズや小さいサイズなども自由に作れるので、スワッグ作りが初めての方向きの形だと言えます。

スワッグの歴史

スワッグの歴史は古く、古代エジプトに始まったと言われています。

神の像や、いけにえ、ミイラに飾られていました。

ギリシャ・ローマ時代になると、宴会なやお祭りなどで飾られるようになりました。

紀元前には、ガーランドを売る女性の壁画も見つかっております。

17世紀には、自然をお祭りとする収穫祭などで、フェスツーンと呼ばれ、ガーランドにリボンや木の実、果物が加わるようになりました。

ガーランドは、東南アジアや太平洋の島々で渡り、インドではヒンズー教での神への供物、愛の証、歓迎を表すものの欠かせないものとなりました。

さらに、インドの商人によって、タイ、フィリピン、ポリネシアンに広く伝わりその土地の宗教と深くかかわるようになりました。

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