スワッグとは花やグリーンなどを束ねて壁にぶら下げる「壁飾り」の総称です。
私がスワッグを作成しようと思ったきっかけは、お義母さんが入院したのがきっかけでした。最近コロナの関係で、生花は持っていけないと聞き、しょうがないので、造花を買っていったのです。しかし意外と造花も高価なもので、その時は4000円くらいのものを購入しました。
なんだか造花は、嫌だなーと思いつつも、仕方ないのでそれを購入し、病院へもっていきました。それでも、お義母さんはとても喜んでくれたんです。
でも、その姿を見たときに、「何か違う・・・」と思ったんですね。
病気と闘っている方こそ、植物の生命力やパワーが必要なんじゃないかと・・。
そこで思いついたのが「スワッグ」です。
ヨーロッパの方では18世紀くらいから、暖炉の横に空気清浄としてハーブをぶら下げたり
悪魔祓いとして玄関に掛けたりしていました。
スワッグは壁に掛けるだけだし、軽いので押しピンでも留めることができます。
スワッグを作るとき、花やハーブ、木々にハサミを入れたときに、なんとも良い香りがします。これは、植物から放出される香り成分、エッセンシャルオイルと同じなのです。
華道資格ももっていたので、ちょっと作ってみようと思いたったのが、
スワッグを作り始めたきっかけとなりました。
せっかく作るのなら、気持ちを込めたものを作りたいと思い、
「テーマ」に沿ったスワッグ作りを考えました。
花言葉は、19世紀ヨーロッパで語り継がれてきた花にまつわる神話や信仰からきています。花言葉は、花を贈る時に言葉ではなく花に思いを託してプレゼントするという意味で、使われていました。これはトルコの風習である「セラム」という、品物に思いを託して相手に伝えるという風習がもとなっています。なんだかとっても素敵だな~と思いまして、
アロマセラピー、華道池坊、考花学(花にまつわる文化:花言葉や植物の歴史、言われ)万葉集、ギリシャ神話、日本神話など全てリミクスした形でスワッグを作りができると良いな~と考えています。