アロマセラピーといえばラベンダー。アロマセラピーを代表する精油であることは、
間違いない。全てにオールマイティなのである。
ラベンダーのお話
私がアロマセラピーの学校に通っていた時に、ジャーメイン先生が教えてくれました。
パトリシアデービス(IFA創立者の一人、アロマセラピー辞典の作者)が、イギリスのラジオで
「無人島に精油を10本持っていくとしたらどれを持っていきますか?」との質問に
「10本すべてラベンダーを持っていく」と答えていた。って。
ラベンダーは、それほど優れた精油なのだと教えてもらいました。
語源
ラベンダーの語源はラテン語の「ラワーレ(洗う)」からきており、傷を洗い清めるといった意味からきています。さらに、ランドリー(洗濯)も同じ語源からきています。
ラテン語の語源って面白いですよね。
ラベンダーの作用
一番効果的だなと思うのは、やけどとニキビです。これだけはオロナインに負けません。
ラベンダーは数ある精油の中でも、希釈(薄めずに)直接皮膚につけても良い精油です。
やけどはした直後に1滴。ヒリヒリし始めたら、再度1滴。
なおかつヒリヒリしたら、また1滴。多分3回目で痛みが軽減します。軽減しなかったら、痛みがなくなるまで繰り返してください。
ニキビにも寝る前に1滴。次の日だいぶ腫れが引いています。
フランス人化学者のルネ・モーリス・ガットフォセが実験中に大やけどを負いラベンダー液に手を入れた時に、すぐに治ったのをきっかけに、「アロマセラピー」の言葉が生まれ、ほかの植物の精油の研究が始まった・・・・。とアロマの歴史の第一歩でもあるラベンダーなのです。
ラベンダーの心に対する作用
ラベンダーの心に対する作用は、ストレス軽減による、不眠を解消する。
ではないでしょうか。
私も不眠症に悩まされたことがありまして、これがアロマセラピーを勉強するきっかけとなりました。
今思うに、ラベンダーは行き過ぎた自分の思いこみや考え方を、もとに戻す効果があるのではないかと思います。
心と体のバランスをとってくれるんです。
関係ないですが、「時をかける少女」もラベンダーの香りを嗅ぐと、タイムスリップしました。
あれは大脳にある海馬という部分が、記憶と関係しているからということだと思います。
アロマセラピーを始めるなら、まずラベンダーから試してみてくださいね。。
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