別名「太陽の花」には悲しいお話がありました。
開花季節 :3~4月
原産 :地中海沿岸
科・属 :キク科
花言葉 :献身、慈愛、乙女の姿、別れの悲しみ、失望、静かな思い
メモ :別名、カレンデュラ。アロマセラピーでは浸潤油としておなじみですね。
キンセンカの歴史
キンセンカの歴史は 、太陽に向かって黄色やオレンジの花を元気よく咲かせるキンセンカ 。
ひまわりが出回る以前は、ヨーロッパでは、キンセンカが「太陽の花」とされていました。
キンセンカの誕生
別名太陽の花といわれる明るいイメージのキンセンカですが、花言葉 意外にも悲しみ寂しさ。
その由来はギリシャ神話にあるようです。
シシリー島に住む少年 、クリムノンが 神ゼウスの息子アポロンに憧れ、
のちに二人は深い絆で結ばれました。
しかし、このことを妬んだ雲の神が、 8日間太陽の光を遮断してしまいます。
アポロンがやっとの思いで雲押しのけた時には、
クリムノンは 倒れていたのです 。
アポロンは嘆き悲しみ クリムノンを、自分の輝きを 移すキンセンカの花の姿に変えました。
よってキンセンカは今も太陽に向かって咲いています。
この悲劇から、悲しみを表す花言葉が生まれたと言われています。
妬んだ雲の神様が、2人の中を邪魔したってことは、雲の神様もアポロンが好きだったんだね。
アポロンって、光りと音楽をつかさどってたらしく、とっても美しい神様だったらしいんだ。
モテモテだったと思う。
今さら、なんなんだけど、そんなアポロンチックな方とお付き合いしてみたかったなぁ~。
しかし・・。後で調べてみたら雲の神様は女神だったらしい。
女の嫉妬って、神様も人間も恐ろしい。
キンセンカでスワッグ作成
バレンタインに向けて、恋スワッグ作っています。
意外とキンセンカって、ドライになるのかも・・。
「バンクシア」→勇気ある恋
「ミモザ」→秘かな愛
「キンセンカ」→献身、慈愛
「スターチス」→変わらぬ愛
「グレビアゴールド」→あなたを待っています
なんともロマンチックですね。
キンセンカのアロマセラピー効果
キンセンカ=カレンデュラの事で、アロマセラピーではおなじみのオイルとなります。
カレンデュラオイルは、精油とは異なり、浸潤油でカレンデュラの花びらをオイル(スイートアーモンドオイル)に浸して、成分をじっっくり抽出します。
そのオイルを使用します。
カレンデュラは保湿機能とバリアする作用があるため、皮膚を保護するのに適しています。
妊婦さんには、「カレンデュラオイル」といわれるぐらいに、妊娠中の方には万能オイルです。
妊娠線防止に、お腹に塗ったり、乳首のマッサージに使用します。
特に赤ちゃんがおっぱいを吸って乳首が切れることがありますが、
赤ちゃんが口にするのでお薬が塗れません。そんな時はカレンデュラオイルで作られたミツロウのクリームでを作って、ケアしてみてくださいね。
この記事は、下の本を参考しています。とても面白いので興味がある方はどうぞ。
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